中国で成功を治めたサイゼリヤ

中国で成功を治めたサイゼリヤ

 海外へ進出したり販売の拠点を移す企業が増えていますが、そのなかでも中国へ進出する企業の数は抜きん出ています。政治的には難しい関係が続く両国ですが、マーケットとしては魅力的であることは間違いありません。

 

 ただ最近ではヤマダ電機が撤退したように、中国で成功を治めるのは容易なことではありません。そんななか中国で、成功を治めた日本の企業があります。

 

 それは日本国内では2012年6月に、大阪に1000号店をオープンさせたイタリアンレストランチェーンのサイゼリヤです。

 

驚くサイゼリヤの戦略

 

 

 2003年12月に中国1号店を上海にオープンし、現在は上海だけで40店舗以上を展開しています。しかし上海に1号店をオープンさせた当初は、価格が高くほとんど客が入りませでした。

 

 そのためサイゼリヤでは価格を下げたのですが、驚くのはその下げ方が半端ではなく一気に半値以下にまでにしたのです。

 

 サイゼリヤは実は日本でも1号店をオープンしたときに、客が入らずにメニューの価格をを全て7割引で販売するという戦略に打って出たのです。

 

 

海外では通用しない日本人が考える価格

 

 

 2007年12月には広州市にも出店し、今では北京でも店舗展開しています。中国のサイゼリヤの価格は中国のお弁当より安く、日本円に換算すればだいたい450円ぐらいです。

 

 中国に進出してくる日本の飲食産業の多くは日本の価格よりも3割程度安いなら、中国でも十分に通用するだろうと考えいますがその程度の安さでは中国では通用しません。

 

 実はこれは他の東南アジアの国々でもいえることで、現地の人間を相手にするのであれば価格はかなりシビアです。

 

 

価格だけではないサイゼリヤの成功

 

 これから飲食の仕事に転職する方のなかには、今後は海外で働く場合も多々あると思います。東南アジアの国々でも日本食は人気ですが、日系の飲食産業の多くは海外でかなり苦戦しています。

 

 もし日本の感覚で海外に、出店してもまず成功しないでしょう。人の使い方も同じで日本流の接客サービスを求めても難しく、それよりもいかに現地に合わせていくかを考えるべきです。

 

 東南アジアの国々ではいま日系の飲食店がオープンしては、閉店するという現実があることを忘れてはいけません。それだけにサイゼリヤの成功は、価格だけではないはずです。


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